本能寺の変の翌日、羽柴(のちの豊臣)秀吉が出したとされる書状(起請文)が発見され、話題になっています。
この史料は、東京大学史料編纂所の日本中世史・村井祐樹准教授がネットオークションで見つけ、購入したもの。
気になるのは、その歴史的な書状の「落札額」と「出品者」です。
今回は、
秀吉の書状(起請文)はいくらで落札されたのか? そして、出品者は誰だったのか?
について調査しました!
羽柴(豊臣)秀吉の書状(起請文)を発見!
「本能寺の変」翌日 秀吉が敵対する武将に宛てた書状見つかるhttps://t.co/RaYjUZEHEA #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 20, 2025
本能寺の変の翌日、羽柴(豊臣)秀吉が敵対する武将・上原元将(もとすけ)に宛てたとされる書状が見つかりました。
発見したのは、東京大学史料編纂所の村井祐樹准教授です。
村井准教授は2025年10月、ネットオークションでこの史料を発見し、購入したといいます。
書式や筆跡、当時使われていた雁皮紙(がんぴし)が用いられている点、さらに花押(かおう)と呼ばれる署名にも不自然な点がないことから、
と判断されました。

オークションに出品されていたのが凄いですね!
秀吉の書状(起請文)はいくらで落札された?
オークションで落札されたとのことで、気になるのはその落札額ですが、いったいいくらで購入されたのでしょうか?
結論から言うと――
で落札されたことが分かりました。


筆者もヤフオクの出品ページを確認しましたが、開始価格は65万円、入札は1件のみ。
10月に落札されており、この1件の入札者が村井准教授だった可能性が高そうです。
歴史的価値を考えれば、むしろ「安い」と感じる人もいるかもしれません。
ですが、
実は村井准教授は、以前にもヤフオクで秀吉に関する新史料を落札されています。
その際は開始価格が1000円で、最終的に格安で入手できたことを公表されていました。
内容は歴史学的に重要でしたが、江戸時代の写本だったため、骨董品としての価値は低く安く落とせたとのこと。
しかし今回は「本物」とされる史料ですから、鑑定価格なども気になるところです。



オークションには、思わぬお宝が眠っているものですね…!
秀吉の書状(起請文)のオークション(ヤフオク)出品者は誰?
では、この「本物」とされる秀吉の書状を所持していた出品者は、いったい誰だったのでしょうか。
ヤフオクの出品ページを確認すると、
であることが分かりました。
今回の出品時には、「鑑定機関にはかけていない」との注意書きも記されており、結果的に本物だったということで、出品者も驚かれているかもしれませんね。









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